ある時期から、私は自分の体の異変に気づき始めました。最初は単なる仕事のストレスや疲れだと思い込んでいたのですが、次第に無視できないレベルの症状が現れるようになったのです。椅子に座っているだけなのに心臓が激しく脈打ち、まるで全力疾走をした後のような息苦しさが続きました。さらに、キーボードを打つ指先がかすかに震え、同僚からも「手が震えているけれど大丈夫?」と心配される始末でした。最も驚いたのは体重の変化です。ダイエットをしているわけでもないのに、一ヶ月で四キロも体重が落ち、鏡を見ると首のあたりが少し太くなっているように感じました。食事はむしろ普段よりたくさん食べていたにもかかわらず、体はどんどん痩せ細り、常に微熱があるような暑さを感じていました。これはいよいよおかしいと思い、インターネットで自分の症状を検索してみると、バセドウ病という言葉が目に飛び込んできました。しかし、そこには何科を受診すべきかについて、内科、内分泌内科、代謝内分泌内科など、いくつもの選択肢が書かれており、私はさらに混乱してしまいました。結局、私は近所の総合病院の受付で症状を伝え、案内されたのが内分泌内科でした。待合室で待っている間も動悸が止まらず、不安でいっぱいでしたが、診察室に入ると医師は私の話をじっくりと聞いてくれました。首を触診し、「少し甲状腺が腫れていますね」と言われたとき、自分の不調に正体があることを確信しました。その日のうちに行われた血液検査の結果、数日後に私は正式にバセドウ病であると告知されました。数値はかなり高く、もっと受診が遅れていたら心臓に大きな負担がかかるところだったそうです。内分泌内科での治療が始まると、処方された薬の効果で少しずつ動悸が治まり、手の震えも消えていきました。医師からは、この病気は自分自身の免疫の暴走が原因であり、根気強く治療を続けることが大切だと説明を受けました。もしあの時、ただの疲れだと思って放置していたら、私は仕事も続けられなくなっていたかもしれません。バセドウ病は何科に行けばよいのか分からず躊躇している方がいたら、私は迷わず内分泌内科、あるいは甲状腺の専門外来をお勧めします。専門の医師に診てもらうことで、漠然とした恐怖が具体的な治療計画に変わり、心がとても軽くなったからです。今では定期的な通院を続けながら、以前と変わらない生活を送ることができています。自分の体のSOSを敏感に察知し、適切な専門科へ足を運ぶことの重要性を、身をもって痛感した出来事でした。
手の震えと動悸に悩んだ私がバセドウ病の診断を受けるまで