子供の頃から肌が弱かった私ですが、大人になってからは特に大きなトラブルもなく過ごしていました。しかし、一年ほど前から、夜、布団に入ると決まって体がかゆくなるという謎の症状に悩まされるようになったのです。最初は、季節の変わり目で肌が乾燥しているだけだろうと、保湿クリームを塗ってごまかしていました。しかし、かゆみは日増しに強くなり、ひどい時には眠れない夜もあるほどでした。腕や足には、引っ掻いた跡や赤いポツポツができてしまい、日中の気分もすぐれません。これはおかしい。そう感じた私は、原因を探るべくインターネットで情報を集め始めました。そこで目に飛び込んできたのが「布団、かゆい、ダニ」というキーワードでした。思い返せば、私の布団は万年床とまではいかなくとも、干すのは天気の良い週末くらいで、シーツの洗濯も二週間に一度程度。まさに、ダニが喜ぶ環境そのものでした。私はすぐに行動を開始しました。まずは、布団専用ノズルのついた掃除機を購入し、毎朝起きるたびに布団の表と裏をじっくりと時間をかけて吸引することから始めました。驚いたことに、掃除機のダストカップには、見たこともないような白い粉がびっしりと溜まっていました。これがダニの死骸やフンなのかと思うと、ぞっとしました。次に、シーツや布団カバー、枕カバーを全て剥がし、六十度以上のお湯で洗濯し、乾燥機で完全に乾かしました。そして、週末には布団乾燥機を購入し、徹底的に布団を高温で乾燥させました。これを毎週の習慣にしたのです。最初のうちは面倒に感じましたが、始めてから一週間ほど経った頃、変化は明らかでした。夜中のかゆみで目が覚めることが、ほとんどなくなったのです。あんなに私を苦しめていたかゆみが、日々の少しの努力でここまで改善するとは、正直驚きでした。この体験を通して、快適な睡眠は清潔な環境から生まれるのだと痛感しました。今では、布団のケアは私の生活に欠かせない大切なルーティンとなっています。