一日で蜂の巣が!私のベランダ恐怖体験
去年の初夏のことです。私は洗濯物を干すために、いつものようにアパートのベランダに出ました。その前の日と何も変わらない、見慣れた光景のはずでした。しかし、エアコンの室外機の上あたりに、ふと違和感を覚えたのです。目を凝らしてみると、そこには見覚えのない灰色がかった塊がぶら下がっていました。大きさはまだゴルフボールくらいだったでしょうか。「何かのゴミかな」と最初は軽く考えていました。しかし、その周りを数匹の蜂が飛んでいるのを見て、全身の血の気が引くのを感じました。蜂の巣でした。前日は間違いなく何もなかったはずです。たった一日、いや半日ほど見なかった間に、彼らは着々と自分たちの城を築き始めていたのです。私はパニックになりかけながらも、そっと窓を閉め、すぐにインターネットで対処法を調べました。そこには「蜂の巣は一日で驚くほど大きくなる」という言葉が並んでいました。その言葉を裏付けるかのように、窓から恐る恐る巣を観察していると、蜂たちがせっせと何かを運び、巣を塗り固めている様子が見て取れました。このままではあっという間に巨大化してしまう。その恐怖に駆られ、私はすぐに専門の駆除業者に連絡を取りました。幸い、その日のうちに来てもらうことができ、まだ小さかった巣は無事に撤去されました。業者の方いわく、アシナガバチの巣で、働き蜂が増え始めると一気に大きくなる段階だったそうです。この体験を通して、私は蜂の巣の成長速度の恐ろしさを身をもって知りました。たった一日、ほんの少しの油断が、大きな危険につながる可能性があるのです。ベランダや軒下など、蜂が巣を作りやすい場所は、日頃から意識して確認する習慣が大切だと痛感した出来事でした。