自宅の敷地内で蜂の巣を見つけてしまったら、誰もが冷静ではいられないでしょう。特に、その巣が日に日に大きくなっているように感じられたら、焦りは募るばかりです。蜂の巣の成長速度を考えると、「明日対処しよう」という一日間の猶予が、状況を大きく悪化させてしまう可能性があります。では、巣を発見したまさにその時、私たちはどのように行動すべきなのでしょうか。まず最も大切なことは、巣に絶対に近づかない、そして刺激しないことです。蜂は巣を防衛する本能が非常に強く、巣に近づくものを敵とみなして攻撃してきます。石を投げたり、棒でつついたりするのは論外です。大声を出したり、慌てて走り回ったりするのも蜂を興奮させる原因になります。巣を発見したら、まずは静かにその場を離れ、安全な距離を確保してください。次に、その蜂が何の種類なのかを、安全な場所から可能な範囲で確認します。スマートフォンのカメラでズームして撮影するのも一つの手です。巣の形(シャワーヘッド状か、ボール状か)や、飛んでいる蜂の大きさ、色などを観察します。アシナガバチか、それとも危険なスズメバチかによって、緊急度が変わってきます。しかし、自分で判断がつかない場合や、少しでも危険を感じる場合は、無理に特定しようとせず、専門家の判断を仰ぎましょう。そして、できるだけ速やかに専門の駆除業者に連絡を取ることです。多くの業者は即日対応や緊急対応を行っています。電話で状況(巣の場所、大きさ、蜂の種類など、わかる範囲で)を伝えることで、適切なアドバイスや見積もりをもらえます。特に、巣が日に日に大きくなっている場合や、スズメバチの可能性がある場合は、一刻の猶予もありません。自治体によっては、蜂の巣の駆除に関する相談窓口を設けていたり、補助金制度があったりする場合もあります。焦る気持ちはわかりますが、自己判断で危険な行動に出る前に、まずは落ち着いて専門家へ連絡するという手順を徹底することが、自身と家族の安全を守る上で最も重要な行動です。
蜂の巣を見つけたら!一日の猶予もない時の行動