待ちに待った休日、友人とホテルのナイトプールへ行く約束をしていました。新しい水着を選び、何週間も前からワクワクしていたのに、前日の夜に鏡を見て言葉を失いました。左目のまぶたが赤くポッコリと膨らんでおり、触るとズキズキとした鈍い痛みがあるのです。いわゆる「ものもらい」でした。最初は、コンシーラーで隠して無理にでも行こうと考えました。ネットで「ものもらい プール」と検索すると、うつらないという情報も出てきたので、ゴーグルをすれば大丈夫かな、という甘い期待もありました。でも、瞬きをするたびに感じるあの違和感と、徐々に増してくる熱っぽさが、私の心のどこかで警鐘を鳴らしていました。もし無理をして行って、明日には目が開かないくらい腫れてしまったら?もしプールの水でバイ菌が入って、手術が必要なほど重症化してしまったら?そんな最悪のシナリオが頭をよぎり、私は泣く泣く友人に連絡を入れました。楽しみを台無しにしてしまう申し訳なさと、自分の体調管理の甘さに対する情けなさで胸がいっぱいになりましたが、友人は「無理して悪化させたら大変だから、ゆっくり休んでね。また治ったら行こう!」と温かく言ってくれました。その言葉に救われる思いで、私はプールの代わりに眼科へ行き、しっかりと薬を処方してもらいました。医師からは「この段階で休む判断をしたのは正解ですよ。塩素の水は今の目には毒ですから」と言われ、自分の決断が間違っていなかったことを確信しました。その日は処方された目薬をさし、冷やしたアイマスクで目を労わりながら、部屋で映画を観て過ごしました。不思議なことに、プールの賑やかさを想像して落ち込むよりも、自分の体を丁寧にケアしているという実感の方が、私の心を穏やかにしてくれました。夕方、鏡を見ると、腫れは昨日よりも少しだけ落ち着いているように見えました。もしあのままプールへ行っていたら、塩素の刺激で赤みが増し、痛みで心から楽しむことはできなかったでしょう。一日安静にしたおかげで、私の目元は着実に回復へと向かっています。「休む勇気」を持つことは、時にアクティブに活動することよりも難しいものです。でも、自分の体のサインを無視せず、一番大切な健康を優先させたことで、私は自分自身をより信頼できるようになった気がします。今回のものもらい騒動は、私に「本当の自分への優しさ」を教えてくれた貴重な機会となりました。完全復活した暁には、誰よりも元気に、思い切り水しぶきを上げに行こうと思います。それまでは、この穏やかな休息の時間を大切に味わうことにします。
ものもらいでプールを休む勇気を持った日のブログ